亭主元気で留守がいい?
皆さん、こんにちは~!
「旦那が趣味」のちぽりんです。
何の話?と思われた方は、私の第一話をご覧ください。
今日は夜中に帰宅するアメリカ人の旦那様、デビちゃんをお迎えするために、
食料品の買い出し、掃除に明け暮れておりました。
彼のトリップ中、私はお買い物やお友達とランチ、趣味のボランティアをしたりと、
水を得た魚のようにウロウロしております。
@現在はコロナ自粛中。
ただ、彼が帰ってくると話は別。
一気に“奥さんモード”にスイッチを切り替えます(笑)。
お友達も「旦那さんがまたトリップに出たらランチしようね~!」と、
私の生活をよく理解してくれているので助かります❤
このオン・オフのお陰で‘良い妻’の役割が果たせているのかも?
なんて思うこともしば……。
「亭主元気で留守がいい」とは、私にピッタリの名言なのでは?
なんて思いつつ……、周囲の話を聞いていると、
アメリカ人の奥さんたちは、寂しいと浮気しちゃうことも多々あるんですよね。
このお話は、またいつか!
国際結婚も同じ! 男の心は胃袋でつかめ
連載第一回目の自己紹介でもお伝えしたとおり、デビちゃんは国際線パイロット
なので、トリップ中はケータリングの機内食や外食続きなんですよ。
なので、お家にいる間は彼の好きな料理を作るように心がけています。
(上の写真はある日の我が家の夕食です)
よく「男の心は胃袋でつかめ!」というのを聞ききますが、
これ、国際結婚や恋愛においても、あながち間違いではないな……と思うんです。
まだデビちゃんとお友達同士だった時に、
「餃子を作りたいんだけど、材料が分からないから
一緒にスーパーに来てくれないか?」とお願いされたことがありました。
そのときに何気ない会話から、「料理や裁縫は出来る?」と軽く聞かれました。
「はぁ? そんなのやったことないし」とは言えず…。
もちろん可愛く「Yeah!(うん!)」と答えたんだけど、
「得意料理はなに?」と突っ込まれてしまいました。
日本人男性だったら「肉じゃが!」と答えるのがテッパンという話でしたが、
アメリカ人に肉じゃがって言っても通じないよな?と思い、
目の前に見えた看板から、「冷やし中華!」と答えたワタクシでございます。
実際には、「NO! 無理!料理なんてしたことないもん!」だったのですが、
まんまと流れで冷やし中華を作らされることとなりました(笑)。
冷やし中華の上に乗せる野菜の千切りをしながら、「冷やし中華って、こんなにメンドクサイ料理だったの!?」と大後悔をしたのを今でも覚えています。
わたしは結婚するまで一切料理をしておりませんでしたので、新婚当初は相当苦労いたしました(笑)!
外国人旦那の食育
国際結婚の良いところのひとつは、2人が育ってきた文化や食の違いです。
日本に長く住んでいる外国人の場合は少し違うかも知れませんが、
私の場合、彼が日本に駐在して1年半くらい経った頃に出会ったので、
私の作る料理が“初めて彼が口にする日本食”だったりすることも多く、
その味が基本となったというか……
つまり私の味が、「母の味」となったのです!
「ありがたい! ありがとう! 国際結婚で良かった〜!」
と、料理が苦手だった私は、胸を撫でおろすことも多々ありました。
デビちゃんも日本食に多少の好き嫌いは多少ありますが、
私の好きな料理(=作れる料理)は、ほとんど彼も好きなので、
夫の食育に成功したということでしょうかね(笑)?
ちなみに、最初に作った冷やし中華はたまたまゴマダレだったのですが、
それが彼の中で大ヒットだったたしく、
私と結婚しても大丈夫だなと思ったそうです(祝)。
今でも、冷やし中華は「ゴマダレ」しか好きではありません。
冗談の通じない男
前話で書いたように、私は「あなたの趣味は?」と聞かれると
「旦那」と答えるけど、デビちゃんはどうかな~?と思ったので、
せっかくだから、今更ながら聞いてみました!
「デビちゃん、私、今書いてるコラムに、私の趣味は
デビちゃんだよ~って書いたんだけど、デビちゃんの趣味は???」
と聞いてみたところ……
「飛行機でしょ、ダイビングでしょ、バイクでしょ……」
ということでした。
「君だよ」と回答が来るように親切にふったのですが、この回答。
冗談の通じない男。
でも、この真面目さ、嫌いじゃないな(笑)。