梅雨と水たまり
6月といえば、梅雨入り。
雨の日が続くとジメジメと湿っぽくなるので、ちょっとなぁと思うこともありますが、子どもたちは雨の日も楽しそうですよね。傘なんてささず、水たまりに飛び込んでみたり、わざとハネをあげてはしゃいだり。ジメジメどころか、ワクワクしているみたい。
思い起こせば、私も子どもの頃は水たまりを見つけると、よく飛び込んでいました。いつ頃から、それをしなくなったのか覚えていないけれど、今度こっそり、やってみようかな(笑)。梅雨が楽しくなるかもしれません。
水がない月と書いて「水無月」
「水無月(みなづき)」とは旧暦6月のこと。京都で6月30日に夏越の祓(なごしのはらえ)時に、一年の残り半分の無病息災を願って食べられる和菓子の名前でもあります。
和菓子の「水無月」は、ういろうの上に小豆がのっていて、三角に切り分けていただきます。梅雨時のお菓子なのに、「水の無い月」と書くなんておもしろいなあと思っていたのですが、「水無月」の「無」は「無い」という意味ではなくて、「水の月」という意味なんだそう。
6月を「水の月」と呼ぶなんて、なんだか素敵ですよね。
6月は一年の真ん中「茅の輪くぐり」
夏越の祓のときに神社の境内などに設置される「茅の輪くぐり(ちのわくぐり)」。
茅で作られた大きな輪をくぐることによって、生活の中で知らず知らずのうちについてしまった災いや厄を払って、健康で幸せな生活が送れるようにとの願いが込められているそうですが、子どもの頃は、そうとは知らずに神社で輪をくぐってよく遊んでいました。
この行事を知ったのは、お寺にお勤めしていたときです。6月30日頃に行うのは、1年の前半のけがれを清めて、その年の後半も無事に過ごせるように無病息災や厄除け、家内安全を祈願するものだと知りました。
この行事を知る前は、6月は一年の真ん中だという意識がほとんどありませんでした。それが、こういう節目を知らせてくれる行事があると、「さあ、明日からまたしっかりやろう!」という気持ちになれるような気がします。暦や行事のことを知るのは面白いですね。
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