2月の暦:立春
春が立つと書く「立春」。暦の上では春が始まる日ということですが、春といわれても、この時期まだまだ寒いですよね。
旧暦では、一年のはじまりは立春と考えられていたから、いろんな決まり事や季節の節目が立春を基準にされているそうです。知らなかった〜(知れて良かった〜)。
節分の豆まきといえば
立春の前日が「節分」。節分といえば豆まきですよね。
子どもの頃は学校でも家でも毎年豆まきをやりました。鬼のお面は学校の図工の時間に作ったのかな。自作のお面をかぶって、みんなで豆まきをした記憶があります。鬼の役をしたとき、投げられた豆が当たって痛くて泣いてしまったことも。弱い鬼だったなあ。それも今では笑い話ですね。
最近はみんなで豆まきなんてしていませんが、せめて年の数だけのお豆は食べようかな……なんて思ったけれど、年の数だけ食べるのはもうキツい。1粒で10歳分なんてダメかしら(笑)?
恵方巻がうまく食べられない
関西育ちの私は、子どもの頃から節分には恵方巻を食べていました。今では全国的にも知られていますが、「恵方」とは、その年の歳徳神のいる方向のこと。その方向に向かって事を行えば何事も吉とされたことから、恵方を向いて食べるようになり、「恵方巻」と呼ばれるようになったそうです。
恵方巻に七種類の具材が入っているのは、七福神にちなんでいて「福を巻き込む」からだそうです。海苔巻を包丁で切らずに、巻いた形状のまま一気に口に入れて食べるのは「縁を切らない」という意味が込められているからだとか。
でも私は子どもの頃、大きな恵方巻一本をひとりで食べきれなかったし、「黙って食べなさい」と言われても、食べ終わるまで黙っていられませんでした(笑)。それでも、あの頃の願いは届いたのかな。
今年も恵方巻を黙ったまま食べることはできなかったので、願いが叶うのはいつのことやら……。
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