初午のおいなりさん
こんにちは。立春を過ぎても、寒い日が続きますね。
立春を迎えた2月の最初の「午(うま)の日」は、一年のうちで最も運気の高まる日だとか。初午には五穀豊穣を祈るそうですが、稲荷神社のお祭りの日なので、おいなりさんを食べる日だと思っている人も多いのでは?(わたしか、笑)。
おいなりさんといえば、呼び方や形が西と東で違うんですよね。西は三角のおいなりさん、東は俵型のいなり寿司。
子どもの頃、母がよくおいなりさんを作ってくれました。でも、うちのは三角だったので、三角しか知らなくて。大人になってから俵型を知りました。最近ではスーパーで売られているおいなりさんに俵型が多くなってきたので、「関西は三角やろー」と心の中でつぶやいています(笑)。
今年の初午の日には、お揚げさんから自分で炊いて作ってみようかな。
4年に一度のうるう年
今年はうるう年。2月は29日まであるって、なんだか、ちょっと得した気分になりますね。
「1月は行く、2月は逃げる、3月は去る」(一月往ぬる二月逃げる三月去る)なんて聞いたことがありますが、お正月からの3カ月は1年のうちでも特に過ぎるのが早く感じます。だから、うるう年だと得した気がするのかも。
4年に1度しかない年が来るとき、日付つきの時計なんかはどうやって調節しているんだろう、なんて思ったりもしますが、世の中には便利なものがたくさんあるから意外と簡単にできるんだろうなあ。子どもの頃は2月29日に生まれた人のお誕生日はどうなるのかを心配したこともありました(笑)。
地球が太陽の周りを回っている暦と日常で使っている暦に差があるから、そのズレをなおすためにうるう年があると聞いたのだけれど、正直なところ、スケールが大きすぎてよくわかりません(笑)。
寒い日に食べる鍋
私はお鍋が好きなのですが、鍋が特に美味しいのは冬ですよね。だから「冬と言えば、鍋でしょ」と言って、しょっちゅうお鍋をします(笑)。
子どもの頃、我が家の鍋の定番は水炊きでした。手羽先や手羽元といった骨付き肉ではなく、骨付きのぶつ切り鶏肉を鍋に入れ、大根おろしとポン酢で食べるのが我が家流。でも最近はパック入りのぶつ切り鶏肉をあまり見かけなくなったので、水炊きをしなくなりました。骨付きぶつ切り鶏肉でなくても水炊きをすればいいのに、変なこだわりがある我が家です。
水炊きの代わりに増えたのは、野菜を炊く時に味もつけてしまう鍋やキムチ鍋。旨味がたくさん出ている残ったお汁にはご飯を入れて雑炊かうどんにするのが、我が家のお決まりです。やっぱり鍋は体が温まる—— ハフハフしながら温かいお鍋を食べて、寒い冬を乗り切りましょう。春まであと一息!
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