この秋、室内菜園を楽しもう!

ちょっとしたスペースでも可能な野菜作り

 10月に入っても暖かい日が続く日本とは異なり、『Go Women Go』編集部があるシアトルは、すっかり秋。すでに薄手のダウンジャケットが必要な季節になりました。海と山に挟まれたシアトルの春夏は青空が美しくて最高ですが、秋冬は一転して曇が増え、小雨がよく降るグレーな日々が続きます。秋冬はちょっと憂うつな季節……。ですからシアトルの人たちは、生活のあらゆるところに秋冬対策の癒しになるような工夫を施します。

 ただでさえ癒しが必要な季節に加えて、最近アメリカでは物価の高騰が続き、生鮮食品の値段が軒並み上がっています。そんな状況を逆手にとって、編集部スタッフや周囲では室内菜園を楽しむ人が続出。秋冬の天気が悪いシアトルでも、室内なら工夫次第で何の問題もありません。自分で育てる野菜の味は格別だし、家の中に緑がたくさんあることで心が和むというわけで、良いことづくしの室内菜園。ちょっとしたスペースでも可能な野菜作りを皆さんも楽しんでみませんか?

始めたら病みつきに!LEDの水耕栽培が断然おススメ

 編集部のオフィスにも1台あるLEDの水耕栽培機、簡単でおススメです。ハーブ類は比較的簡単に育ちますし、トマトやイチゴなども年中通して栽培できて、小さなスペースでも結構な量の野菜が栽培できるのです。LEDシステムの初期投資は必要ですが、その後の収穫量と楽しみを考えたら初期投資以上のものが得られると思います。アメリカでは様々なLED水耕栽培機が販売されていますが、日本でも購入できるものを紹介します。

iDOO水耕栽培セット(11,000円)

水耕栽培キットワンワンニャー(8,080円)

すぐに収穫を期待したいなら、スプラウト栽培がイチオシ

 次におススメしたいのは、スプラウト栽培。スプラウトは主に穀類、豆類、野菜の種子を発芽させた新芽で、サンドイッチやサラダに入れると美味しいです。発芽して5日前後で食べられるし、栄養素もギッシリつまっていて身体にとても優しい点にも注目。ブロッコリー・スプライトなど、食べられるスプラウトの種類は豊富ですが、必ず「食用」の種を買いましょう。お財布に優しいスーパーベジタブルです。

おうちでベジ ブロッコリースプラウト(2,000円)

グリーンフィールド ブロッコリースプラウト有機種子(310円)

気長に収穫を目指すなら、アボカドはいかが?

 アボカドは室内でも育てられることをご存知ですか? メキシコやカリフォルニアなどの暖かい地域で太陽の光をさんさんと浴びて栽培されているイメージが強いアボカドですが、「ハス種」のアボカドは一般家庭でも十分育てることができるそう。収穫には数年かかるそうですが、自宅でアボカドの実が収穫できるなんて、ちょっと楽しそうです。

アボカド 13.5ポット苗木(12,800円)

 GWG編集部ではLED水耕栽培では物足りなくなってきて、「みんなでアボカドを育てよう」と盛り上がっています。数年後の今頃にはアボカドが収穫できることを期待しつつ、引き続きLED水耕栽培も楽しんでいこうと思います。皆さんも室内菜園を楽しみながら、悪天候の日々を乗り切ってくださいね。

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