付き合っている人を家族に紹介するタイミング in アメリカ
国際結婚・海外移住

【国際結婚・海外移住の質問に答えます!】
人生の選択肢を海外へ広げたいGo Women Go読者の皆さんからの様々なご質問に、国際結婚歴16年のジョーンズ千穂さんがアメリカから答えます。

読者からの質問:アメリカでは家族にお相手をいつ紹介する?

 日本では真剣に交際すると親に紹介して結婚へと進みますが、アメリカでもそういうのはあるんですか? たとえば、そのタイミングが早すぎたり遅すぎたりするのが心配です。いつが正解なのですか?

逆質問「その交際は真剣な交際ですか?」

 こんにちは。ご質問の内容から察するに今交際されている相手と結婚話が出ているのかな? もしくは、その彼(相手)が自分との交際に真剣なのか、そうではないのか不安な状態だから親に紹介する・しないで真剣さを見極めたいなど、様々な状況が推測できますね。日本人の感覚からすると相手の親に紹介されていれば、結婚の話はまだでも真剣に付き合っている、もしくはプロポーズもまもなくかな、なんて考えられる保険のような安心感もありますもんね。

 でも、その前にひとつ質問させてください。その交際は「真剣な交際」ですか?

アメリカの「デーティング」習慣

 アメリカ在住者やアメリカ人とお付き合いしている人の多くは知っていると思いますが、アメリカには本命を決める前に「デーティング」という期間をつくって複数の人たちと同時に付き合う人たちがいます。この「デーティング」、日本人なら「あり得ない!」とか「ソレ、浮気だよね?」と思う人も多いでしょう。でも、アメリカにはこの文化が事実としてあるので、それをどうこう言っても仕方ありません。

 だから数カ月ほど付き合っていても「これはデーティングなの?」とは相手に聞けなかったり(やっている方は意外と隠さないものですが)、「この人は結婚まで考えてるの?」なんて不安になる瞬間もあると思います。

 私はアメリカ人の現夫と付き合っていた当時、デーティングという習慣の存在を知りませんでした。友達だと思っていた期間がデーティング期間だったのかと思いきや、彼はクリスチャンなので、「デーティングは浮気のようなものだからNGだし、そんな暇もない」と思っていたそう。それゆえ幸いにも私は「デーティング期間」に悩むことはなかったし、デーティングをするかどうかは「人による」ということです。

 デーティングは男性だけではなく、女性だってします。例えばアラフィフくらいのバツイチで「前の結婚で学んだことをじっくり吟味して次の相手を選びたい」と考えながら再婚相手を探すときのデーティングは、なかなか良いアイデアかもしれませんよね。ビビビッとくる運命の相手に出会って電撃結婚も良いですが、酸いも甘いも熟知した年齢になって経験を生かしたデーティングをするのって、ナイスアイデアかもと思うんです。アラフィフくらいになると結婚にこだわる必要もないけれど、じっくり一人の人を吟味するのも時間がもったいないと思う人もいるとか。最近デーティングを楽しんでいる同世代の方のSNSを見て「なるほど〜」と思っていたところです。

親に紹介するタイミング in アメリカ

 自分が相手のデーティング期間のお相手の1人なのか本命なのかがはっきりしないとき、親に紹介してもらえると安心材料になると思っている人もいるでしょう。

 私個人の経験や感覚からすると、アメリカだと早い段階、つまり同棲や結婚を考える前に「彼氏・彼女」を両親に紹介することが多いように思います。アメリカ人は案外、家族の繋がりが強いです。その家庭内の風通しにもよりますが、アメリカ人の男性は母親に近況報告がてら「気になる子ができたんだ」とか「ガールフレンドができたよ」と報告をする人が多いと思います(マザコンが多い、笑)。

 年齢にもよりますが、アメリカ人は自立してナンボなので、もし「両親と同居している社会人」だとしたらちょっと注意が必要かも。実家の近くに住んでいるなら、母親に彼・彼女の存在を話せば「週末にでも家に連れて来なさい」などと指令がくるでしょう。

 実家とは離れた場所や異なる州に住んでいるなら、すぐには紹介してもらえないでしょうが、アメリカには11月の感謝祭、12月のクリスマスに家族親族大集合の機会がありますので、そこで紹介される可能性が高いと思われます。「クリスマスに相手の実家に呼ばれる」=「真剣なお付き合いをしている」という確認にもなると思います。

 昨今は気軽にビデオ通話ができるので、それで相手の両親と最初のご挨拶というケースもあるでしょう。相手が真剣に思っていてくれたら(相手があなただけなら)、結婚まで考えていなくても紹介されると思います。逆に言えば、「結婚を考えていなくても紹介することが多い」ので注意が必要です。

 すでにお互い結婚を意識されているカップルであれば、親に紹介するのはいつでもよいと思います。もし紹介された後に別れたとしても、アメリカ人の家族は「あら、残念ね」と、あっさり終わるでしょう。親に合わせることが日本のように重たいものではなので、タイミングが早い、遅いは考えなくて良いと思います。

 もし何か不安なことがあれば、相手に頼ってみるのも良いですよ。結婚する相手、特に国際結婚の場合はコミュニケーションをとることがこれからすごく大事になってきます。日本人は我慢して一人で溜め込んでしまうことが多いので、不安なところも幸せなことも、ちょっとしたことでも全て相手にシェアして、あなたの一番の理解者になってもらうように調教しながら(笑)、素敵なカップルになっていってください。応援しています~!

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