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トレジョ第2弾「このポテトチップスが美味しい」
アメリカのスーパーマーケットは、おもちゃ箱のような楽しさがありますよね。今回はファンキーで茶目っ気たっぷりの個性的な店員さんが揃う「あなたの近所の食品店」、大人気のトレーダー・ジョーズ(Trader Joe's)編の第2弾。「このポテトチップスが美味い!」をお届けします。
オーガニック・ポテトチップス
トレジョのポテトチップスは、ケトル・クックド(日本でいう堅揚げ)が多い気がしますが、その中でも王道的なポテチがこれ。固いと感じることもあるほどクリスピーな食感と、どこか大人っぽい風味で、食べ始めたら止まらない人気ポテチ。
ちなみに、アメリカを代表するLay’sのようなポテチはコンベアベルトの上に切ったポテトを乗せて揚げるそうですが、ケトル・クックドは油の入った個々のフライヤーにつけるので、油が冷めて揚げ時間が長くなるため(スロー・クッキング)、クリスピーさと風味が増すそうです。
オリーブオイル・ポテトチップス
店内の目立つところに展開されているのをよく見かけるこの商品は、これまたケトル・クックドで、がっつりクリスピーな食感。オリーブ油を使用して、塩しか入っていないシンプルな味付けなので、軽くて美味しい。オリーブ油というだけで、罪悪感が激減するのも人気の秘密かも。
ゴースト・ペッパー・ポテトチップス
これは「lattice cut」と呼ばれる形状のポテトチップスで、そこに本気度がわかるシリアスなスパイスがかかったもの。「ゴースト胡椒」と銘打つほど、コショウを強烈に効かせた一品で、舌がヒリヒリする感じ。刺激好きにおすすめ。
チップス・イン・ア・ピクル
アメリカ人はピクルスが大好き。なかでもハーブのディルが入ったピクルスは定番中の定番。そんなピクルス好きたちが狂喜乱舞するようなディル・ピクルスとオニオン・パウダー、ビネガー(酢)を合わせた風味のポテチは、ビールのお供やおやつに食べるのはもちろん、サンドイッチなど食事の添え物にもぴったりとの声も。でもパッケージの絵がちょっと怖くない?
オーガニック・ホワイトトリュフ・ポテトチップス
イタリア産ホワイト・トリュフにシーソルト(Fleur De Sel Sea Salt)が入った高級感溢れるポテチ。トリュフと銘打っているだけあり、どこかエレガントで繊細かつクリスピーな食感。袋に手を突っ込んでワシワシ食べるのは似合わない、ワンランク上のスナックという味わい。レジのヒッピー風中年女性の表現を借りると、「とてもアーシー(Earthy)よね」とのこと(笑)。
リデュースト・ギルト(罪悪感、減)
英語の商品名、長すぎ(笑)ですが、編集部の1位を獲得したのは、10年以上のロングラン商品。塩分や脂肪分(33%減)、カロリー減でありながらも、そういうことを気にせずに作っているポテチに引けを取らない仕上がり。地味な商品ながら高い人気を維持しているのには確実な理由あり!
カロリーや塩分が高くても、たまにものすごく食べたくなるポテトチップス。スナック菓子って、どうしてこんなに美味しいのでしょうね(笑)。