
「どうすれば幸せになれる?」「老後のお金は足りる?」何歳になっても悩みは尽きず、ひとりではなかなか前に進めない……。そんなあなたの背中をバシッと押してくれる頼もしい京都の姐さん、なかまつ小百合先生の痛快連載コラム。あなたのお悩み、何でしょう?
うかうかしてたら、いつ死ぬかわからへん
やりたいと思たら
0.5 秒でやり出す
それが私の流儀ですねん
悩んでやらん人の気がしれんねん
人生あっという間。
死期が間近となった人が後悔するのが
「もっと○○しておけばよかった」
振り返ると
毎日の仕事が優先順位の一番となり
それを中心に我が家のルールが回ってる。
そのルールは絶対。
無視することなど、ありえへんレベル。
でも、はっと我に返ると
それって、あってもなくても
別に良かったんじゃない?と
病身の私が言葉を漏らす。
私は何を大事にして生きてきたんだろう、って。
私は今61歳。
うかうかしてたら、いつ死ぬかわからへん。
パンプスのつま先をタイルにひっかけ足を折るかもしれんし
流行病(はやりやまい)のにかかってはかなき人になるかもしれん
そやから、「決めるのは0,5秒」。
直感を研ぎ澄まし、決断に時間をかけない。
まるで
それを聞かれる前から決めていたように。
だから私、
後悔したことは全然ないねん。
やりたいことをしてきたし
そうしてきた自分を誇らしく思えてくる。
悩みには悩まない
多くの人は
「悩み」に悩むねん。
失敗することが怖いんか?
間違うことが恐ろしんか?
あかんかったら、あかんかったで
やり直せばいい。
チャレンジした事実は残るねん
そして、迷ったときは直感を選べ
そういう名言もある
決めていこう
選んでいこう
自分の人生が
どんどん弾んでいくよ。
迷ってる時間はこれに使う
さあ、考えてみよう。
これから、あなたはどんなふうに生きたいのか?
何をしたくないのか?
私は決めたよ。
もう家事はしない。
家事する人にお金を払って
私は仕事をしたり
体操をしたり
おしゃれをしたり
美味しいものを食べたり
そんなことだけするように決めた。
家事を捨てることは
ものすごい罪悪感やったけど
そうなることを考えると
顔がにやけてしまった。
家事は
おせち作りとか
お花をいけたりとか
やりたい時に
やりたいことだけするようにするねん。
日常を楽しむ
さらにさらに好きに生きる
あと何年生きれるかしれへん
あと40年かもしれへんけど
あと5年かもしれへん
やりたいことを
やりたいように
私の生をより生き生きと、いきぬいたんねん
決めるのは0.5秒
迷ってる時間を
私は、
笑ってる
働いてる
動いてる時間に使う。
そしてさらに幸せな人生にするよ。
