おすすめの投資の入門書を教えてください

読者からの質問:おすすめの投資の入門書を教えて!

 なかまつ先生、はじめまして。投資を始めてみたいのですが、あまりにも知識がないので、初心者用のバイブル本のようなものがあれば教えてください。投資セミナーなどに参加するのは敷居が高く、トライしないままになりそうです。

まずは『教養としての投資』

いろんな本があるけど、まず1冊あげるなら、
『教養としての投資』(ダイアモンド社)や。

著者は奥野一成さん。
農林中金っていう運用会社(投資信託を作ってる会社や)の敏腕ファンドマネージャー。
今は農林中金の常務取締役で、最高投資責任者になったはるらしいわ。

農林中金という、なんや地味な社名の運用会社の投資信託が、なんかええ。

なんでええんやろう?とおもてたら、この本が出た。

読んでみて、
「そうか、この奥野さんがいるから農林中金はええ投信作れたんやな」そうおもたわ。

ここに書いてることは正しい。
私はそない思うで。

『さおだけ屋はなぜ潰れないのか? 身近な疑問からはじめる会計学』

あと、投資っていうよりも、
商売の儲かる仕組みを解説した本として一回みんなに読んでおいてほしいのは、

山田真哉さんの
『さおだけ屋はなぜ潰れないのか?身近な疑問からはじめる会計学』(光文社新書)や。

「ああ、そういえば、なんでこの店、そないお客も入ってないのに、ずっとあるんやろ?」

そない思うことあらへん?

私はあるよ。

買うならこの株、ここが狙い目、なんて下世話な話より、
こんな本の方が、自分の頭で考える癖がつけられるんとちゃうかな?

読んでみたらいい投資本は他にもいろいろ

生き方も含めて豊かになるための書として
無能唱元さんの『得する人』(日本経営合理化協会)もええな。

文字も大きくて読みやすい。
“オトナの童話”みたいな気もする。

驚くなかれ、値段は1万円ほどする。

これを買うこと自体、ちょっとした冒険やな。

メルカリやアマゾンでできるだけ安く、早く、って癖がついてる人も多いともうけど、
こんな本もあるねん。

私は無能唱元さんの本、全部で3冊もってるけど、
全部1万円以上したわ。

でも、それだけの価値があるとおもてる。

なんか、神社ミッション(神社に1万円のお賽銭をすること)に通じてるような気がするよ。

投資のノウハウ本なら、
カン・チュンドさんの『日本人がしらなかったETF投資』(翔泳社)にはETFの基本をおしえてもろたし、

たばぞうさんの『寝ながら稼げるグータラ投資術』(きずな出版)なんかは読みやすかったな。

さゆりが読んでてトキメク本や。
参考にしてな!

投資本はいろいろある。

「わ!すごい!儲かりそう!」
と思うと夢中になりそうやけど、
盲信するのはあかんで。

自分の頭で
「これ、そのまま信じていいかな?」
って、ちゃんと吟味してな。

そや、 忘れてた! 私の本!
人からもお金からも愛される、トキメキ投資のススメ
これもぜひ読んでみ見て。

投資のやり方、ちゅうより、
私のジェットコースターみたいな半生、 お金を取り巻く人間模様、 金融機関のリアルも書いてる。
なんで私が、トキメキ投資教室を始めたか、もわかってもらえてると思うねん。
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